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きわめて個人的なお話し。

同人活動してる女のつぶやき。

空色勾玉/荻原規子

読書

 もう十数年も前から文学少女の常識みたいな読み物であろう「空色勾玉」。

若い頃は、名作と言われる度に心の中で反発が起きて読めなかった。ここ最近ようやく反発心が無くなり折れてきたため読もうと決心。

図書館で借りようと思ってもいつも他の三部作しか無くてやっと借りることができました。

 

 輝の一族(死なない)を称えて生きる村に、小さい頃引き取られた少女狭也は、輝の月代王に見いだされて王宮に行くが実は彼らと敵対する闇の一族(転生する)の娘だったというところから、日本の神話をモチーフに進むお話です。

 三人称で語られる殆どは狭也の胸中が語られます。裏切られたり死に絶望したりあるいは美しさにときめいたり……過ちを繰り返しながらも前に進んでいく姿が良い。その姿に、もう一人の主人公である稚早矢も影響を受けて成長していき最後のりりしさはすてきですね……。

 

 昔の人っぽい価値観も提示されつつ、美少女である狭也に惹かれる人々の描写が少女漫画らしくもあり。若い頃に読んでいたらもっと心をときめかせていただろうなと思いました。ぶっちゃけ色恋沙汰の話ですから(いざなぎお父さんが、いざなみお母さんに会いたいようってやつにみんな振り回されてるお話しですから)下世話に彼らを分類してみましたがそれもちがうかなーとおもって消しました。

 

 

 バルサもアニメや実写になったからいよいよ空色勾玉もアニメにされちゃうんでしょうか……。もうなってたかなとおもったけどなって無さそう? 

調べてみたらラジオドラマになっていたようですね。ききたかった!

 アニメでも実写でも良いですが読んでいて風景の色が鮮やかに浮かび上がる小説ですから、是非その美しさを映像で見てみたいなあと思います。今度絵にもしたいです。